親に比較された経験あり5割以上…小中学生のホンネは? 家庭・学校生活、将来にも影響が…【#みんなのギモン】
日テレNEWS NNN
日本テレビは、Yahoo!きっずとエビデンス共創機構と共同で、こどもたちにアンケートを行いました。集まった全国の小中学生およそ1300件の声を分析すると、様々なホンネがみえてきました。 今回の#みんなのギモンでは、「比較はこどもに悪影響?」をテーマに、2つのポイントを中心に解説します。 ●どうしたら「比較」やめられる? ●家族で夕食、良い影響?
■「できる・できない」親から言われたら…
鈴江アナウンサー 「まずは、たのさんとなつきさんに質問です」 たのさん・なつきさん 「はい」 鈴江アナウンサー 「たろうさんに対してお母さんが『同じクラスのはなこさんは逆上がりができるのに、たろうはどうしてできないの?と言っています。こんな場面をみてどんな風に思いますか」 たのさん(小5) 「比べ方でも、いい比べ方もあるけど、『どうしてできないの』は悪い比べ方だから、いやです」 なつきさん(小5) 「比べられるような言い方をされても、素直に聞こうという気持ちになれなくて、言われたことがコンプレックスになってモヤモヤするから、ちょっとやめてほしいです」
■親に比較された経験…どんなことで?
鈴江アナウンサー 「今回のアンケートで、ふだん親があなたと誰かを比べることが『よくある』『時々ある』と答えたこどもたちが50%を超えていたんですね」 「どんなことで比べられたのか、最も多いのが75%の子どもが答えた、勉強のこと」
■親に比べられたこどもの気持ち
鈴江アナウンサー 「なかにはこんな答えもありました。『自分を責めるような気持ちになった』『自信がもてなくなった』『嬉しいときとイヤなときがある』――このなかで、なつきさん、共感するものありますか?」 なつきさん(小5) 「自信がもてなくなった、とありますけど、私が比べられるのは性格のことで、ちょっと控えめなところがあるので、友達だったらもっと元気に、あいさつだと大きな声でハキハキしていると比べられる。あいさつするときに気にしちゃって、あの子だったらもっとうまくやるのかなとか、自信がもてなくなるので、すごく共感します」