2024かごしまの新特産品コンクール 新開発の商品で鹿児島の魅力をアピール
鹿児島放送
鹿児島の魅力をアピールしようと新たに開発・改良された特産品のコンクールが開かれました。 屋久島のバナナを使用したケーキに、インバウンドの観光客を意識した大島紬のクリアファイル。 鹿児島市で開かれた新特産品コンクールには、食品部門と工芸・生活用品部門から鹿児島の良さを表現した商品104点が勢ぞろいしました。 様々な業種の企業から選ばれた14人の審査員が部門ごとに地域特性や市場性、技術力などを審査します。 (山崎 記者) 「鳥居の上にはきれいな流星群、実はこれチョコレートなんです」 この鳥居は種子島最南端の門倉岬! 種子島の星空が楽しめるスポットと特産品のフルーツを使用したチョコレートで、種子島の魅力を1度で2度、味わえます。 こちらは南大隅町の特産品、「辺塚だいだい」を使用したバームクーヘン。 (31℃LINE花子 山下淳也 代表) 「辺塚だいだいの旬は緑から少し黄緑に変わる時期。それが今の時期。すごくいい香りがしだす時期」 今年5月末まで南大隅町でカフェを経営していた山下淳也さんが南大隅町の特産品をアピールしようと1年かけて作りました。 また、奄美大島開運酒造の黒糖焼酎「れんと」の廃棄瓶を使用したサステナブルなアロマキャンドルも! (【審査員として参加】ANA FESTA 地域創生連携室 吉井敦司 さん) 「今年は去年と比べると、各事業者がいろいろ工夫してバージョンアップしてきたとすごく感じた」 審査の結果、最高賞にあたる県知事賞には食品部門から「Japan Cheese Awards 受賞チーズセット」、工芸・生活用品部門からは「大島紬締め織りコンビバッグ」が選ばれました。 入賞作品は、今後、県の内外でPR・販売される予定だということです。