タックル問題で日大学長が会見(全文7完) コミュニケーション、世代の違い
被害届出た時点で部と部の問題ではないと思わなかったのか?
時事通信:時事通信の【イイヅカ 02:00:22】と申します。簡潔に1点お伺いします。先ほどから部と部の問題というふうにおっしゃっていたかと思うんですけれども、被害者の父親の方が被害届を出されたときに、もう部と部の問題ではないとはお考えにならなかったんでしょうか。 大塚:それはもう、今度は大学の、こちらとしては社会に出たというところでありますけれども、ちょっと理解できなかったっていうのは申し訳ないんですが、グラウンドの件を社会問題として警察で処理してもらうという発想が、私が持ってなかったということだと思います。大変申し訳なかったです。で、社会問題になったということで、今度それを警察のほうではどういうふうに対処するのかっていうのは見守らなきゃいけないということでありまして、で、書類が届いてきそうだということでありましたら本当に連絡が入ったというようなことにつながって、一連の流れとしてそういう現象になってしまったということです。 時事通信:被害届が出たということを知った時点で、学長として対応されようというふうには思わなかったんですか。 大塚:どういう対応でしょうか。 時事通信:なんらかのコメントを出されるとか。 大塚:それはだから学生、こちらの中での問題だと思うんですが、ちょっと両者に齟齬があったということがございますので、どう言ったらいいんですかね。まだそっちも解決してないのに、学校として対応というのは非常に苦しいことが生じてしまうということで、待ちの姿勢というか、もうそれが出たんならばそちらにもうお願いするしかないのかなというのと、連盟のほうでやっておりましたので、関東のアメリカンフットボール連盟のほうにも聞き取りに、規律委員会とかなんとか申しましたけども、そこで学生も、監督、コーチも聞き取りがあったということもございましたので、そちらでじゃあやってみたらどうかということで、学校でどういうことを出そうかってなかなか浮かばなかった点、大変申し訳ないですけども、そういうのが現実の私の対応でございました。 司会:よろしいでしょうか。 時事通信:はい。 司会:ありがとうございました。それでは学長として今現在お答えできること、皆さま方からの質問、ほぼ【*****02:03:16】のではないかと思いますので、あとおひと方。大変恐縮ですけども、お1人ということでお願いできますでしょうか。