「忠臣蔵」の芝居で知られ、赤穂浪士が藩主浅野内匠頭の敵討ちに吉良上野介邸に討ち入った日に当たる14日、兵庫県赤穂市で「赤穂義士祭」が開かれた。大石内蔵助役を務めた俳優中村雅俊さん（72）を先頭に四十七士に扮した市民らが勇壮に市内を練り歩いた。 行列が陣太鼓の音に合わせて赤穂城跡の大手門前から約600メートルの道をゆっくり進むと、沿道の観客が歓声を上げながらスマートフォンなどで撮影。黒の羽織に刀を差した討ち入り装束の中村さんは「皆さんの笑顔を見て気持ち良く役を全うできた」とあいさつした。
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