「航空券」の予約は水曜日が最も安いという噂はホント!?「航空券」の料金に関するウワサを検証してみた!
航空券を予約する際「できるだけ安く手に入れたい」と考える方は多いのではないでしょうか。 そこで気になるのが「水曜日が最も安い」という噂です。この噂は本当なのでしょうか? 本記事では、曜日ごとの航空券の料金に差があるのかについて調査しましたので、その結果を紹介していきます。また、航空券を安く手に入れる方法についても解説します。
曜日ごとの航空券の料金に差はある?
航空券の予約は水曜日が安いという噂は本当なのでしょうか? 実際に、ANA・JAL・Jetstar・Peachの4つの航空会社で曜日ごとの航空券料金を調査してみました。 なお、今回調査したのは2024年6月10日(月)~2024年6月16日(日)搭乗の片道料金(2024年1月4日調査時点)です。それぞれの料金をまとめた結果は表1のとおりです。 表1
※各公式サイトをもとに筆者作成 ※6月10日(月)、東京(羽田)6時25分発・福岡8時15分着(2024年1月4日調査時点)の普通席での片道料金(時間帯によって異なる場合があります) 今回調査した内容では、JAL・ANAは曜日による航空券料金の差はありませんでした。 また、格安航空会社(LCC)に関しては、土曜日が1番高額であることは共通していましたが、最安値に関しては水曜日に限定されているわけではないことが分かりました。 1年のうちの1週間を抽出しただけであるため一概にはいえませんが、表1の結果から見ると、航空券料金は水曜日がお得とは限らないでしょう。
飛行機に安く乗る方法
曜日の選択以外にも、できる限り料金を抑えて飛行機に乗る方法はあります。ここからは、飛行機に安く乗るためのコツをご紹介します。 ■早割を活用する 早割とは、名前のとおり早めに航空券を予約することで受けられる割引サービスのことです。航空会社によって内容は異なりますが、ここでは一例としてJALの早割料金をご紹介します。 表2
※JAL「シンプルでわかりやすい『3種類』の運賃をご紹介」より筆者作成 ※6月10日(月)、東京(羽田)6時25分発・福岡8時15分着(2024年1月4日調査時点)の普通席での片道料金 早めに予約すればするほど航空券料金が安くなるため、日程が決まっているのであれば早く予約を済ませることをおすすめします。 ■荷物を減らす LCCはLALやANAよりも安く利用できますが、持ち込める荷物に制限が設けられているケースが多くなっています。 例えばPeachの場合、機内に持ち込める荷物は2個まで、重さは計7kgまでです。これ以上持ち込めないわけではありませんが、追加で料金がかかってしまいます。荷物を必要最低限にすることで、航空券の料金を抑えられるでしょう。