越冬用の野菜が入荷している市場では、今週、年末に向けて果物が多く出回りますご紹介していきましょう！ ＊吉國リポーター 「今年最後の収録です」 ＊大松青果　大井山行雄会長 「今週からクリスマス・年末にかけての市況を紹介。地物野菜は数量が減ってきているが、越冬用の野菜が入荷している」 ＊大松青果　大井山行雄会長 「泥ネギ。泥や根っこがついていて、昔だと軒下などに置いて２月くらいまで保存する。根っこや泥がついていることで乾燥などが防げる」 一束1000円で競り落とされました。 さらに！ ＊大松青果　大井山行雄会長 「ポリ袋に入ったハクサイ。今年は数量が少ない。漬物用に使ったり、ポリ袋のまま保存したりする」 ＊吉國リポーター 「ポリ袋に入れておくことで保存がきくんですね」 ＊大松青果　大井山行雄会長 「風が当たらなかったら日持ちする。外の気温も冷蔵庫と変わらないくらい」 そして県外野菜のコーナーはあの果物で埋め尽くされていました。 ＊吉國リポーター 「市場が黄色の段ボールで埋め尽くされている」 ＊大松青果　大井山行雄会長 「年末といえばミカンということで今週から大量に入荷している」 Q.市場価格は例年と比べてどうか？ ＊大松青果　大井山行雄会長 「2割くらい高い。暖冬の影響で生理落下があったり、カメムシの発生による影響で収量が減った」 これからの季節に主役になりそうな野菜大根やハクサイは順調に例年価格に近づいています。 一方、このあと心配なのはキャベツです。 ＊大松青果　大井山行雄会長 「キャベツは一玉300円ぐらい。年末にかけて一玉500円まで上がる可能性もある」 その理由は… ＊大松青果　大井山行雄会長 「寒くて大きく成長できないのが原因。通常、このようなサイズのキャベツは市場に並ばない。畑で廃棄されることも多いが、市場に出回っているのは収量が少ない証拠。年末は2倍近い値段になりそう」 ＊大松青果　大井山行雄会長 「今週の注目はフルーツ」 今回ご紹介するのはこちらの5種類のフルーツ。 まずはこの時期入荷が一気に増え、お買い得となっているミカン。 和歌山県産です。 愛知県産のイチゴ「紅ほっぺ」 長野県産のリンゴ「サンふじ」 どのフルーツも程よい酸味と甘さがあっておいしかったです。 そして残りの二つは少しアレンジを加えます。 富山県産の干し柿。 中にクリームチーズを挟んでいただきます。 ＊吉國リポーター 「甘すぎず沢山食べられそう」 続いて新潟県産の洋ナシ「ル　レクチェ」 生ハムを巻き、オリーブオイル、黒コショウ、バルサミコ酢をかけていただきます。 ＊吉國リポーター 「生ハムの塩味と甘さがマッチ」 ＊吉國リポーター 「今年最後の収録ということで、たくさんのフルーツを紹介させていただきました」 ＊大松青果　大井山行雄会長 「今から果物を進物とか家庭用でも食べる機会が増えると思います。そのままだけでなく、いろいろなアレンジで楽しんでください。今年も１年ありがとうございました」 今週のお値段表です。 市場での取引価格先週との比較です。 全体的に値上がり傾向ですが、九州地方からの収量が増えてトマトが少しお買い得になっています。 年末の予想価格の変動も見てみましょう。 特に値動きが大きいのはキャベツとネギ。 6割以上値上がりする予想です。 お買い物の参考になさってください。 ここまで追跡！野菜のお値段でした。