古くなったお札をたきあげ1年の加護に感謝…山口県下関市の赤間神宮で年末恒例「古神札焼納祭」
山口県下関市阿弥陀寺町の赤間神宮で30日、年末恒例の「古神札焼納祭」が行われた。古くなったお札などをたきあげ、この1年の加護に感謝した。 【動画】櫛田神社ですす払い、本殿や楼門などが清らかに…福岡市博多区
この日は境内の一角に参拝者らが納めたり、焼納祭に合わせて持ち寄ったりしたお札のほか、お守り、絵馬、おみくじなどが積み上げられた。水野大直宮司が祝詞をあげた後、ろうそくの火を付けると勢いよく燃え上がった。
赤間神宮は壇ノ浦の戦い(1185年)で幼くして入水した安徳天皇をまつっており、正月三が日は約14万人の初詣客が訪れると見込んでいる。
水野宮司は「新年を迎える準備はほぼ整った。政治も経済も先行きが見通せない中、来年はよい年になるよう願いたい」と話した。