18歳 坂本怜 激闘の末にチャレンジャー予選決勝敗退、全米OPから中0日で出場<男子テニス>
ラスベガス・テニス・オープン
男子テニスのラスベガス・テニス・オープン(アメリカ/ラスベガス、ハード、ATPチャレンジャー)は日本時間10日(現地9日)、シングルス予選決勝が行われ、18歳で世界ランク806位の坂本怜は同754位のQ・ヴァンデカステール(アメリカ)に6-4, 6-7 (3-7), 1-6の逆転で敗れ、自身3度目のチャレンジャー大会本戦入りとはならなかった。 【坂本怜 選手詳細情報】 18歳でジュニア世界ランク3位の坂本は前週の全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)ジュニア部門ダブルスで優勝。同大会が最後のジュニア大会となった。そしてその足でラスベガスに移動し今大会に予選から出場。中0日の強行スケジュールで8日に行われたシングルス予選1回戦を戦うと予選第3シードのF・コーウィン(アメリカ)を3-6, 7-6 (7-5), 6-2の逆転で破り予選決勝に進出した。 この日の予選決勝、第1セットではファーストサーブが入った時に86パーセントの高い確率でポイントを獲得し1度もブレークポイントを与えなかった坂本。リターンゲームでは1度のブレークに成功し先行する。 第2セットでは互いにサービスキープを続けタイブレークに突入。2-2の場面から4ポイントを連取された坂本は2度目のセットポイントをものにされ1セットオールに追いつかれる。 迎えたファイナルセットでは1ゲームしか取ることができず、2時間26分の激闘の末に力尽きた。 なお、坂本がチャレンジャー大会に出場するのは今季2度目、通算5度目。昨年の四日市チャレンジャー(日本/四日市、ハード、ATPチャレンジャー)では1回戦で第2シードのJ・ロディオノフ(オーストリア)をストレートで破る金星を挙げ、チャレンジャー大会本戦で初白星を飾っていた。
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