【宝塚記念】「逆転の舞台は整った」森泰斗騎手が枠と展開が有利と見た本命馬は…
◆第65回宝塚記念・G1(6月23日、京都競馬場・芝2200メートル) いよいよ上半期最後のG1・宝塚記念。馬場状態からして難解ですが、本命はジャスティンパレスにします。昨年の秋はイクイノックスにこそ敗れましたが、常に上位争いをしていました。馬券圏外となった有馬記念は枠、ポジションと全てかみ合わない中で0秒3差ですから、力を見せたと言えます。今回は悪くない条件だと思いますし、ルメール騎手に戻るのもプラス。逆転の舞台は整ったのではないでしょうか。ドウデュースとの2強ムードですが、枠、展開を考慮してこちらを上位に取りました。 【データで見る】ジャスティンパレスの血統、戦績 ○はもちろんドウデュースです。前走は出遅れもあり、馬群もバラけず不完全燃焼のレースになってしまいました。力上位は確実ですし、武豊騎手とルメール騎手の駆け引きも面白そうですよね。おそらく平均~スローのペースになるので、スタート次第にはなりますが、ジャスティンパレスが前にいると思います。 ▲はベラジオオペラ。先行して自分で競馬をつくれるのが強みです。このメンバーならハナを取り切るかもしれません。粘り強さを生かして、どこまで後続に長く脚を使わせられるかでしょう。 さて、26日には大井で帝王賞が行われます。僕はバーデンヴァイラーと出走予定。前走の大井記念は2着でしたが、まだ六分くらいの出来で良化の余地を大きく残していました。あれくらい動けばめどは立ったと言っていいでしょう。関係者から動きは良くなったと聞いていますし、メンバーは強いけど、そんなにひけは取らないと思っています。今は地方馬となった彼とともに、地方馬として久々の帝王賞勝利を果たしたいですね。(船橋競馬所属騎手) 【森泰斗騎手の印】 ◎(2)ジャスティンパレス ○(4)ドウデュース ▲(3)ベラジオオペラ ★(10)ローシャムパーク △(9)ソールオリエンス △(12)ブローザホーン △(13)ルージュエヴァイユ
報知新聞社