リヴァプールを率いるアルネ・スロット監督が、これから4週間の試合での結果を求めた。同クラブの公式サイトがコメントを伝えている。 スロット新監督は、昨シーズンまでリヴァプールを率いたユルゲン・クロップ前監督からその座を引き継ぐと、プレミアリーグではノッティンガム・フォレストに敗れたものの、第7節終了時点で首位に立っており、順調なスタートを切った。 これまでは下位チーム中心の試合が続いたが、10月の代表ウィーク明けは、チェルシー戦をを皮切りにRBライプツィヒ、アーセナル、ブライトンとの試合が控えている。チェルシー戦を前にした会見に出席したスロット監督は「この連戦の後に、我々を評価して欲しい」と語り、監督自身も評価を下すのは時期尚早と考えている。 「その後、我々がどのように行動しパフォーマンスしているのか、より理解できるだろう。我々がCL（チャンピオンズリーグ）やプレミアリーグで厳しい試合をするのは普通のことだ。過去2シーズンでCLとプレミアリーグの両方を戦えることができると証明したのは、マンチェスター・シティとアーセナルだけだ。だから、我々を評価する最良の時期は4週間後だ」 リヴァプールは今節、エンツォ・マレスカ監督が就任したチェルシーとの一戦に臨む。プレミアリーグ4位に位置するチェルシーについてのコメントを求められたスロット監督は、若手選手が多く所属する同チームの将来性を評価し、このように語った。 「彼ら（チェルシー）は、昨シーズンの後半に成功を収めた。そのようなチームの次のシーズンは、良い期待ができるものだと思う。彼らは新しい選手と優秀な監督を迎え入れたので、結果を見ても驚くことではない」 「私の最初の印象は長期契約を結ぶ若いチームということだ。近年は質に対する批判が強まっているが、現在はトップ3、4の座を脅かす存在であり、今後数年間はそうなるだろう」