風見潤が選んだ3代目Z31【1】3つのサーキットと高速道路で活躍したマシン
【1983年式 日産 フェアレディZ 300ZX 2by2 Vol.1】 連載後半で行われた東日本サーキットGP。富士スピードウェイ、鈴鹿サーキット、筑波サーキットという3つのサーキットと、それらを結ぶ高速道路を舞台にしたビッグスケールのこのレースで、風見が選んだマシンが3代目フェアレディZとなるZ31だった。 【画像15枚】メーターは視認性に優れる大型2眼式。文字色は、ZX系はオレンジだが、のちに登場したZR系はホワイト Z31は1983年に登場。伝統的なロングノーズ&ショートデッキのスタイリングを継承しながら直線基調となったエクステリアデザインは、空力性能が大幅に向上。 「パラレルライジングヘッドランプ」と呼ばれるセミリトラクタブルヘッドライトは、Z31のアイコンとなるとともに空気抵抗の低減にも大きく貢献した。 1983年式 フェアレディZ 300ZX 2by2(Z31) 全長×全幅×全高(mm) 4535×1725×1310 ホイールベース(mm) 2520 トレッド前/後(mm) 1415/1435 車両重量(kg) 1365 エンジン型式 VG30ET型 エンジン種類 V型6気筒SOHCターボ 総排気量(cc) 2960 ボア×ストローク(mm) 87.0×83.0 圧縮比7.8:1 最高出力(ps/rpm) 230/5200 最大トルク(kg-m/rpm)34.0/3600 変速比 1速3.350/2速2.056/3速1.376/ 4速1.000/5速0.779/後退3.153 最終減速比 3.545 ステアリング ラック&ピニオン サスペンション前/後 ストラット/セミトレーリングアーム ブレーキ前/後 ベンチレーテッドディスク/ディスク タイヤ 215/60R15(前後とも) 発売当時価格 327.0万円 初出:ハチマルヒーロー vol.044 2017年11月号 (記事中の内容は掲載当時のものを主とし、一部加筆したものです)
Nosweb 編集部
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