「キャッチフレーズを書け」と記者に迫り大迷惑 “パワハラ”イメージを変えたい茂木敏充幹事長
“キャッチコピーを書け”と記者にプレッシャーを
加えて、党内の若手議員が言い始めたという茂木氏のキャッチコピー「意外と敏充」を、流行らせようと必死なんだとか。 かつて本誌が報じたように、茂木氏は外務省が独自の接遇マニュアルを秘かに用意して臨む。要は“パワハラ気質”の人である。このたびは、そんな日頃の強面を逆手に取って、“意外と温厚”という印象を振りまこうとしているのだ。 「茂木氏本人もキャッチコピーをいたく気に入っているそうで、記者に対しても“コレを書け”とプレッシャーをかけているようです。ある番記者は上司のデスクに“取り上げないと幹事長が許してくれないんです”と泣きついたとか」(同) 迷惑千万な話だが、政権与党の最高幹部がこの始末では“本命なき総裁選”と揶揄されるのも頷けよう。 人材枯渇も甚だしい自民党の大暗闘は、まだ始まったばかりである。 関連記事【「石破さんと飲みに行きたくない」と語る自民党大物の名前は? 総裁選直前だが「プライドが高く頭が下げられない」】では、菅義偉前首相と武田良太元総務相との会合で2人をずっこけさせた石破氏の発言について報じている。 「週刊新潮」2024年8月29日号 掲載
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