【チャンピオンズC】ウィルソンテソーロ 元気いっぱい 小手川師「1ミリの無駄もないいい動き」
「チャンピオンズC・G1」(12月1日、中京) JBCクラシックで念願のG1級タイトルを手にしたウィルソンテソーロは20日、美浦Wで単走で追われた。17日に美浦坂路で4F58秒0をマークして、この中間は2本目となる時計。鞍上の手はがっちり抑えられたままだったが、元気いっぱいの動きで6F83秒9-38秒2-12秒3を計時した。 小手川師は「1ミリの無駄もない非常にいい動きでした。目標をここに置いて調整してきていますし、間隔が詰まっているし、これで問題ないです」と合格点を与えた。 前走は佐賀まで約20時間をかけての輸送を克服。「ドバイでの経験が大きいですね」と同師は海外遠征による精神面の成長を実感している。大きなタイトルを手にしたことで「馬も自信を持ったようだ」。次の目標はJRA・G1のタイトル。入魂の調整が続く。