不倫認めた国民・玉木代表「浮かれた部分あった」 第2次石破内閣発足でどうなる「103万円の壁」【news23】
■30年ぶりの決選投票の末、石破氏が内閣総理大臣に選出 衆院本会議で午後2時半ごろから始まった総理大臣指名選挙で、主役となるはずの石破総理はうつむき、眠っているように見えます。 1回目の投票では決着がつかず、石破総理と野党第一党・立憲民主党の野田代表による決選投票に持ち込まれました。決選投票になるのは1994年以来、30年ぶりです。 そして午後4時すぎ… 額賀福志郎 衆院議長 「決選投票の結果、石破茂君を総理に指名することに決まりました」 無効票84票。野田氏160票に対し、221票を獲得した石破氏が、第103代内閣総理大臣に選出されました。 11日夜、石破総理は第2次石破内閣を発足させました。 石破総理 「実に厳しい選挙の結果を受けまして我々自由民主党は、今度こそあるべき国民政党として、生まれ変わらなければならない」 ただ、今後の政権運営は前途多難。野党の協力なしには進みません。決選投票を終えた石破総理は、早速、各党にあいさつ回り。丁寧に握手し言葉を交わします。 国民民主党を訪ねると玉木代表は取材対応に追われ、不在。その後、遅れて駆けつけました。 ■「103万円の壁いらない」忘年会シーズン前に店側・バイト側の切実な声 キャスティングボートを握る国民民主党が提案しているのが、いわゆる「103万円の壁」の見直しです。今の制度では、年収が103万円を超えると所得税がかかることになります。 学生アルバイトの場合は、親が扶養控除を受けられなくなるケースがあることから、働き控えを招いています。このため国民民主党は103万円の壁を178万円に引き上げるよう訴えています。 現場の声は切実です。約30人の学生アルバイトを抱える都内の居酒屋「大馬鹿地蔵」。忘年会シーズンに向けて人出が必要な時期ですが、シフトを組む際「103万円」が妨げになっているそうです。 大馬鹿地蔵 石塚浩平店長 「忘年会シーズンなので、繁忙期にアルバイトさんが使えないと、やはりさばけない、売り上げをつくれない。出ていただけるように(シフトを)分散させている」