スパーズで活躍した快速FWレノンも勝てないスピード? 自分より速いかもと唸ったプレミア最強クラスのフィジカルモンスターとは
直接対決したインパクトは強烈だったようだ
2005年から10年にわたってトッテナムで活躍したFWアーロン・レノンは、右サイドからドリブルでガンガン縦に仕掛けるスピードスターだった。プレミアリーグの中でも、全盛期のレノンにスピード勝負で勝てる選手は多くないかもしれない。 レノン自身もスピードにはかなりの自信があるようだ。英『TalkSport』はレノンにショートインタビューを敢行。レノンに向かってプレミアリーグの歴代スピードスターの名前を1人ずつ挙げていき、自分より速いと思う選手がいれば反応してくれとの企画をおこなっている。 同メディアは同じトッテナムでプレイしたガレス・ベイル、アーセナルのレジェンドFWティエリ・アンリ、マンチェスター・ユナイテッド時代はドリブラーでもあったクリスティアーノ・ロナウド、元アーセナルFWテオ・ウォルコットといった選手の名前を挙げたが、レノンは反応しなかった。 しかし、唯一レノンが唸った選手がいる。フラムMFアダマ・トラオレだ。レノンはバーンリーに在籍していた頃、トラオレのいるウォルバーハンプトンと対戦している。そこでの記憶はかなり強烈だったようで、トラオレに関しては「彼のスピードは別物だね。彼と対戦した時には、自分もまだ速いと思っていたんだけど、彼は恐ろしい」と認めている。 またトッテナム時代のチームメイトである現マンチェスター・シティDFカイル・ウォーカーについては、「距離による。短距離なら」と付け加えている。ウォーカーのスピードもやはり強烈だったようだ。 スピードだけでサッカー界を支配できるわけではないが、トラオレはスピードに加えて筋骨隆々の肉体を備えている。あのフィジカルは魅力的で、レノンも思わず唸るほどのレベルとなっている。
構成/ザ・ワールド編集部