【菊花賞馬体診断】ダノンデサイル
「菊花賞・G1」(20日、京都) 出走馬の立ち姿の写真と馬体診断を、デイリースポーツのホームページに掲載する大好評企画。馬を見る目に定評のある僚紙・馬サブロー調教班の石堂道生(美浦)、吉田順一(栗東)の両トラックマンが、出走を予定する各馬をA~C評価しました。週末の予想にお役立てください。 【馬体診断】牡馬クラシック3冠最終戦・菊花賞の有力馬をチェック 【ダノンデサイル B】 回避した皐月賞ではふっくらと見せながらもあばらをくっきりと示し、筋肉質の好馬体を誇示。結果的には除外の憂き目となったが、しっかりと立て直したダービーを制覇した。今回はそれ以来の実戦だが、皐月賞とは違って暑い夏を挟んでの調整ということもあり、良化度合いは当然スロー。ただ涼しくなって負荷量が増えたことでグッと良くなってきた印象だ。あばらをうっすらと見せながらも、前腕やトモは徐々にパンプアップ。1週前にハードに追ったことでさらに走れる体つきになることは間違いない。現状はB評価だが、週末と当週で態勢は整えてきそうだ。(馬サブロー栗東・吉田順一) 〈1週前追い切り診断〉横山典を背に栗東CW6F78秒1-35秒8-11秒4(一杯)を計時。アルトシュタット(5歳3勝クラス)を3馬身半追走すると、直線で並び掛け、グイッと伸びて1馬身半先着。動きに活気があり、馬体を大きく見せている。太め感のない仕上がりで気配も上々だ。