８月いっぱいでフジテレビを退社する渡邊渚アナ

　8月末をもってフジテレビ退社を発表した渡邊渚アナウンサー（27）の今後に注目が集まっている。 【画像】パリ五輪観戦の様子を投稿した渡邊渚アナ 　渡邊アナは23日に同局を通じ「病気のためお休みしておりましたが、この度、退社する決断を致しました」と報告。「現在も三歩進んで二歩下がるような日々ではありますが、最悪な状態は脱し、全てを受け入れて、これまでと違った生き方をしたいと思えるようになりました」などと決断に至った経緯を明かした。 　昨年6月に体調を崩し、翌7月以降は担当番組を休演・降板するなど約1年療養していたが、あまりに突然の退社劇。渡邊アナといえば、5日にパリ五輪・バレーボール男子の日本対イタリア戦を現地観戦した姿が伝えられ、話題になったばかりだ。 　病気療養中に現地観戦したことを一部で疑問視されたが、複数の関係者の話を総合すると、8月末での退社はそれ以前から決まっていたものだという。では、今後どうするつもりなのだろうか。 　フジ局員の話。 「渡邊アナはスポーツ好きで知られ、特に高校時代はバレーボール部に入部し、情熱を注いでいました。そんな渡邊アナが過去に明かしていたのが五輪取材の夢です。今回、渡仏する際には事前に日本だけでなく、世界の出場選手を調べ上げてから観戦したほど。会場では、積極的に観客やメディア関係者に話しかけ、自らの意思で〝夢の五輪取材〟を疑似体験した。『バレーボールを伝える仕事をしたくなった』とも口にしていたとか」 　10日の自身のインスタグラムでは「急遽自分でチケットを買ってパリへ行ってきました」と明かし、「ちゃんと会社には報告してから行ってます！笑」と説明。観戦する決断についても、周囲から「背中を押してもらいました」とし、感謝の言葉をつづっていた。 　2020年入社後「めざましテレビ」など人気番組を担当してきた。情報番組やバラエティーの印象が強いが、Vリーグ＆春高バレー中継やバレー専門番組などを担当したこともある。療養中の1月と3月に春高バレーやVリーグ男子を観戦したことをインスタで明かしてもいた。 「『もっとバレーボールの魅力を伝えたい』と口癖のように言っていたので、退社後も何かしらの形でバレーボールに関わる仕事をしたいのではないでしょうか」（同） 　渡邊アナの新天地での活躍を期待したいところだ。