「ワンダーキッドが帰ってきた」

パリSG加入後４ゴール目を決めたイ・ガンイン。(C)Getty Images

　パリ・サンジェルマンのMFイ・ガンインのゴールが大きな反響を呼んだ。 　パリSGはリーグ・アン26節のモンペリエ戦で、キリアン・エムバペのハットトリックを含む大量６ゴールを挙げて大勝。２位ブレストに勝点差12をつけて首位を独走している。 【動画】メッシを彷彿とさせるイ・ガンインの鮮やかな一撃 　チーム４点目となる韓国代表MFの一撃は53分だった。左サイドのエムバペからのパスをやや右寄りのペナルティーエリア付近で受けたイ・ガンインは、ランダル・コロ・ミュアニとのワンツーから左足を一閃。ゴール左上にコントロールされた見事な一撃を突き刺したのだ。 　このゴールをリーグ・アン公式がインスタグラムに「なんてゴールだ！」とコメント付きでアップすると、「リオネル・ガンインだ」「メッシを彷彿とさせる」「ファインティン！」などファンから多くの反響があった。 　また、「彼は卓球選手ではない」「（韓国）代表でも頼むぞ！」「ワンダーキッドが帰ってきた」などの声もあり、猛バッシングを受けた韓国代表の“卓球事件”から名誉挽回を図るゴールとなった。 　イ・ガンインは、タイ代表との北中米ワールドカップ予選２連戦（３月21日、26日）の韓国代表メンバーに選ばれている。ここでも結果を出して周囲の信頼を取り戻すことができるか。注目が集まる。 構成●ワールドサッカーダイジェスト編集部