【広島東洋カープ】1位で佐々木泰(青山学院大)の交渉権を獲得し課題の長打力不足を解消へ | プロ野球 | ドラフト名鑑2024
2位指名・佐藤柳之介(さとう・りゅうのすけ)
東陵高時代に甲子園出場はなし。プロ志望届も提出せずに富士大へと進学した。1年春からリーグ戦に出場していたが本格化したのは3年秋から。3年秋に防御率1.27で最優秀防御率のタイトルを獲得すると、明治神宮大会では上武大戦で完封勝ちを収めた。4年春は防御率1.99(5位)と2季連続で結果を出す。そして4年秋は5戦5勝、防御率0.52と圧倒的な成績でMVP、ベストナイン、最優秀防御率とタイトルを総なめにした。 150キロに迫るストレートに加えてスライダー、カーブ、チェンジアップ、スプリットなど変化球も多彩。少しタメを作る独特のフォームでタイミングが取りにくい。先発ローテーションを期待される。
3位指名・岡本 駿(おかもと・しゅん)
城南高(徳島)時代に甲子園出場はなし。プロ志望届も提出しせず甲南大へと進学した。大学に入ってから投手に転向し、2年秋のリーグ戦では2部ながらベストナインに輝いた。今春は故障の影響で2試合の登板のみに終わるもすでに復帰済み。今秋は6試合の登板で防御率2.19の成績を残した。186センチの長身から投げ下ろすストレートが武器。大卒ではあるものの本格的に投手を初めて日が浅く素、材型で伸びしろは十分にある。
4位指名・渡邉悠斗(わたなべ・ゆうと)
堀越高時代に甲子園出場はなし。プロ志望届も提出せず富士大に進学した。3年秋に首位打者、ベストナイン(捕手)、優秀選手賞を受賞しブレイク。4年春も勢いは衰えず最多本塁打、最多打点、ベストナイン(一塁)、優秀選手賞と打撃面で存在感を発揮してきた。捕手、一塁、三塁と複数のポジションを守ることができる右の大砲候補。
5位指名・菊地ハルン(きくち・はるん)
千葉学芸高で甲子園出場経験はなし。日本だけでなくMLBの球団も調査を行っていた身長200センチの大型右腕。投げ下ろすフォームから150キロに迫るストレートを投げる。スケール感の大きい素材型で数年後の一軍定着を目指すイメージ。
育成1位指名・小船翼(こぶね・つばさ)
知徳高では1年秋から背番号「1」を背負うも甲子園出場はなし。最後の夏は静岡大会1回戦で打球が顔に直撃するアクシデントがあったものの、4試合に登板しチームのベスト8進出に貢献した。身長198センチ、110キロの長身かつ大柄の右腕で最速は150キロを超える。スケール感が大きい素材型。
【関連記事】
- ●【中日ドラゴンズ】 金丸夢斗(関西大)の交渉権獲得、2位以下も充実の指名に | プロ野球 | ドラフト名鑑2024
- ●【指名選手一覧】12球団が支配下・育成で合計123名を指名 | 2024年プロ野球ドラフト会議 | セ・リーグ | パ・リーグ
- ●【テキスト速報】2024年プロ野球ドラフト会議 | セ・リーグ | パ・リーグ
- ●【動画】DeNA・度会隆輝は衝撃デビュー、巨人・西舘勇陽は新人初の開幕10試合連続無失点&ホールド | 23年ドラ1振り返り | セ・リーグ | プロ野球
- ●【動画】 西武・武内夏暉が規定到達&二桁勝利、楽天・古謝樹は5勝挙げる | 23年ドラ1振り返り | パ・リーグ | プロ野球