未来のメン・オブ・ザ・イヤーが纏うルックをチェック!──「FUTURE MOTY」ファッション・リポート(後編)
近い将来に「GQ MEN OF THE YEAR」に登場することが期待される若き才能たち「FUTURE MOTY」をレッドカーペットでシューティング。若き感性によるスタイリングに注目だ。後編は駒木根葵汰、Shigekix、岩瀬洋志、平原颯馬、 Gliiicoが登場! FUTURE MOTYの写真を全て見る
駒木根葵汰 俳優・駒木根葵汰は、自身のインスタグラムをきっかけにキャリアをスタートした。今年はドラマ『天狗の台所』で主演を務め、出演中の『今日からヒットマン』でも注目を集めている。持ち前のすらりとしたプロポーションと透明感のあるルックスで、ボスのタキシードを着こなした。 「ここまでドレッシーな衣装を着ること自体がとても新鮮でした。特にベルベットのジャケットは、羽織ることで自然と気が引き締まって背筋がピンと伸びますね。ふだんはジャージのようなラクな格好をしがちなのですが、今日ぐらいは背伸びしてもいいかな(笑)」 Shigekix ダンサー名・Shigekixの名で活動する半井重幸は、2022年のブレイクダンス世界選手権で準優勝したダンサーだ。来夏開催されるパリ五輪新競技ブレイキンの男子選手にも登録され、今後の活躍が一層期待されるヤングスターは、ヴァレンティノの紺ブレザー×ウォッシュドジーンズでスタイリング。 「服はブレイキンの良さを引き出してくれるピースで、ファッションが変わるだけでダンスが違って見えたり、新しい自分が発見できたりします。今日選んだジーンズやボーダーニットなどはプライベートでもよく選ぶアイテムですが、サイズや合わせ方を変えることで、雰囲気がガラっと変わることが発見できました」 岩瀬洋志 今年3月に俳優活動をスタートし、7月クールのドラマ『最高の教師 1年後、私は生徒に■された』に出演してブレイクした岩瀬洋志。2004年生まれの若干19歳ながら、ボッテガ・ヴェネタのタイドアップスタイルをさらりと着こなしている。 「重ね着をしたような、ひねりの効いたデザインのコートがお気に入りです。レザーのネクタイは、これだけでファッションを強烈に印象付けられるアイテムですね」 平原颯馬 モデルやタレントとしても活動する、茅ヶ崎市出身のプロサーファー・平原颯馬。日本サーフィン連盟の2023年年間ランキングでは、ショートボード男子で3位(10月23日現在)にランクインした。今回は、ボスのタキシードを纏って登場。 「タキシードは、パーティで1年に1回着るか着ないか。今回のスペシャルな撮影で、ボスのタキシードを着れたことがとても嬉しいです。意外と似合うんだな(笑)。これから、こんな服を着用できる機会をもっと貰えるように努力を続けて、サーファーという存在がさらに世に出るきっかけを作っていきたいと思います」 Gliiico カナダ・バンクーバー出身のNico(中)、Kai(左)、Kio(右)の3兄弟によるバンド、Gliiico。2022年からは東京を拠点に活動を開始。KaiとKioはデザイナーズブランドのランウェイモデルも努めており、着実に認知を高めている3人組だ。 Nico「マシュー・ウィリアムズ(ジバンシィのクリエイティブ・ディレクター)のクリエイションが大好きで、いま着ているアイテムの全て、気に入っています」 Kio「僕もマシューが好きなので、嬉しいです。着ているセットアップは、たとえるなら『ネオ・トーキョー』。未来っぽいデザインですね」 Kai「ロングコート。これだけで完璧」