警察官の自殺めぐる訴訟 熊本県警本部長「深くお詫び」控訴せず判決確定へ
熊本朝日放送
熊本県警の巡査だった渡邊崇寿さん(当時24歳)が自殺したのは長時間労働が原因として、遺族が熊本県を訴えた裁判で、熊本県は6000万円あまりの支払いを命じた熊本地裁の判決について、控訴しない方針を明らかにしました。 遺族側も控訴しない方針で、判決は確定する見通しです。 熊本県警の宮内彰久本部長は「当時の県警察における勤務環境の整備が十分ではなく、尊い命を失わせてしまったことについて、深くお詫び申し上げます。判決内容を重く受け止め、二度とこのような悲しい出来事が発生しないよう、組織を挙げて、職員が働きやすい勤務環境の構築に努めて参ります」とコメントしています。