役目終えた大量のクリスマスツリー “腹ペコ”ヤギのエサに再利用 米・イリノイ州
All Nippon NewsNetwork(ANN)
クリスマスが終わり、アメリカでは大量のクリスマスツリーが捨てられています。そうしたなか、ユニークで環境にやさしい解決策を取っている農場がありました。 ロイター通信によりますと、アメリカ・イリノイ州の非営利団体「アーバン・グロワーズ・コレクティブ」では、飾りがついていない松のクリスマスツリーをお腹が空いたヤギの食料として受け入れているということです。 この団体が所有しているイリノイ州の農場には現在9頭の雌のヤギがいて、寄贈されたクリスマスツリーを喜んで食べています。 松は栄養価が高くビタミンを多く含み、ヤギの口臭を抑えることも期待できるため、真冬を迎えるヤギにちょうどいいということです。 別の非営利団体「シーサイド・サステナビリティ」によりますと、アメリカでは毎年1500万本近くのクリスマスツリーがクリスマスが終わった後、埋立地に捨てられているということです。
テレビ朝日