チェルシー、ウルヴスFWネトの獲得で合意か…移籍金は最大で約101億円に
チェルシーが、ウルヴァーハンプトン(ウルヴス)に所属するポルトガル代表FWペドロ・ネトの獲得で合意したようだ。9日、イギリスメディア『BBC』が報じた。 報道によると、チェルシーはウルヴスに対し、移籍金5130万ポンド(約96億円)とボーナス260万ポンド(約5億円)を支払うことで合意に達した模様。ネトは近日中にメディカルチェックを受けて、正式にチェルシーの一員となる見込みだ。 チェルシーは今週初め、現金にコートジボワール代表FWダヴィド・ダトロ・フォファナとイングランド人DFトレヴォ・チャロバーを加えたトレード移籍を提案していたようだが、これはウルヴスに断られたとのこと。現地時間8日に提示した現金のみのオファーも拒否され、結局ウルヴスの選手売却としてはクラブ史上最高額となる移籍金で取引が成立したようだ。 現在24歳のネトは、ブラガやラツィオを経て、2019年夏からウルヴスでプレーしている。負傷による離脱も少なくないが、出場時には左足で数々のチャンスを演出。2023-24シーズンはプレミアリーグで20試合に出場し、2ゴール9アシストを記録した。 今夏の移籍市場でも積極的な補強を行うチェルシーは、ここまでイングランド人MFキアナン・デューズバリー・ホールやデンマーク代表GKフィリップ・ヨルゲンセンらを獲得している。『BBC』によると、ネトの加入が正式に決まった場合、チェルシーが今夏の選手獲得に費やした移籍金は総額2億ポンド(約373億円)を超えることになるようだ。
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