元オリックス監督が明かした津田恒実氏との60歳でかなえるはずの約束「遠い先だと思ったら…」
元オリックス監督の森脇浩司氏(64)が高橋慶彦氏(67)のYouTube「よしひこチャンネル」に出演。“炎のストッパー”の異名を持つ親友・津田恒実氏(享年32)との約束を明かした。 【写真】温泉でくつろぐ津田恒実氏(前列右)と北別府学氏(前列左) 広島で新人王や最優秀救援投手に輝いた右腕で、1993年7月に脳腫瘍で他界する津田氏とは無二の親友だった。 真面目で口下手な津田氏は奥さんと知り合ったばかりの頃、デートには森脇氏を同伴して“盛り上げ役”をお願いしたという。 森脇氏は「津田とは60歳になったら一緒に旅行しよう」と約束していたと明かした。 互いにケガが多い現役生活で、その頃には体はボロボロだろうけど車イスでも絶対行こうと誓い合った。 森脇氏は「非常に60代というのを楽しみにしていた。遠い先だと思ったらいつのまにか60過ぎていた」と笑った。 「共に生きる、と。津田の分まで生きるんだ、頑張るんだっていう密かな思いを持つことがアイツに対しての恩返しかなって思ってるんですけど。それならもう少し頑張らないといけないですけどね」 森脇氏は津田氏との関係がドラマ化されたり、2人のことを話す機会が多くあることを感謝した。 「カープファンの方とか高橋(慶彦)さんも含めて当時の先輩方、仲間たちが今でもこうして津田のことを忘れずにいてくれて、何かあると話題になったりとか。そういう部分では幸せなヤツだな」と、今も野球ファンの記憶の中で生き続ける親友に思いをはせた。