【貯金させて!】受け付けられない「ママ友」の概念。「ランチ費」もかかるし避けたいのですが、お金を払ってでも仲良くするものなのでしょうか……。
子どもが生まれると、同じ年ごろの子どもを持つママ同士のお友達、いわゆる「ママ友」ができたり、その言葉を耳にしたりする機会が増えるものです。ママ友の存在は心強い一方、関係性によっては疲れてしまうこともあります。 悩むときは、ママ友のメリットとデメリットを比較してみましょう。メリットよりもデメリットのほうが多いと感じられる場合には、無理にママ友をつくる必要はないでしょう。
ママ友のメリット
まずは、ママ友がいることで得られる主なメリットについて解説します。 ・子育てに関する悩みを相談できる ママ友がいると、育児に関するアドバイスをもらえたり、悩みを相談できたりします。特に第一子の出産後には、子どもの体調が安定しなかったり、初めて経験することばかりだったりと、不安を感じる場面が少なくありません。同じ目線で悩みを相談でき、助け合えるママ友がいれば、心強いでしょう。 ・親子それぞれで交友関係を広げられる 親子で一緒に遊ぶだけでなく、子ども同士で遊ぶ機会をつくったり、子ども抜きでママ同士のお茶会をしたりできます。子どもの社会性を育めるだけでなく、ママ同士の知り合いの輪を広げられます。育児中のママは、孤独やストレスを感じることも多いため、大人同士で話せる場は、リフレッシュやストレス解消にもつながるでしょう。
ママ友は「お金がかかる」?
ママ友がいることで、かえって余計な悩みが増える場合もあります。代表的なものとして、以下の悩みが挙げられます。 ・ランチ会やお茶会などの、「お金がかかる」集まりが多い ママ同士で仲良くなってくると、誘いを断りにくくなります。しかし、ママ同士の集まりが多いと、プライベートの時間が減ったり、交際費がかさんでしまったりします。特に、お礼や贈り物などの金銭感覚が異なるママとの付き合いでは、余計な出費が増えてしまうかもしれません。 例えば、一回3000円のランチを隔週で食べにいくような場合を想定すると、1ヶ月で1万2千円、1年間で14万4千円も発生することになります。 ママ友というくらいですので、皆さん子育て真っ最中であるということを加味すると、そのランチ代を10年我慢するだけで、150万円近くの教育資金を貯めることができます。そのため、情報収集などの意味でのランチ会も大切ですが、長い目で見たときの出費を考えるとよいでしょう。 交際費を負担に感じる場合は、親しくするママ友の人数を減らすのがコツです。また、外食を減らし、持ち寄りで自宅での集まりにすることで交際費を抑えられます。 ・ママ友同士のトラブルに巻き込まれる ママ友は、相手の人間性にひかれて仲良くなったわけではなく、子どもという共通点から生まれた交友関係であるため、ママ同士の価値観や性格が合わない可能性は十分に考えられます。そのうちに他のママの悪口を聞かされるようになったり、仲の悪いママ同士のもめ事に巻き込まれたりして、気疲れするケースも少なくありません。