福岡市で新春初競り “壱岐対馬ブリ”7割減 温暖化の影響か 鮮魚は去年と比べて全体的に入荷少ない 青果の入荷量も去年の8割程度 キャベツ・トマト・イチゴ・ミカンなど価格高い状態が続く
テレビ西日本
福岡市の市場で新春恒例の「初競り」が行われ、鮮魚・青果ともに入荷量が去年よりも少なくなりました。 「博多手一本」で幕を開けた福岡市の鮮魚市場。 今年の「初競り」は去年と比べて全体的に入荷量が少なく、特にブリは温暖化などの影響で壱岐・対馬沖の漁獲量が去年の3割程度に減少したということです。 一方、青果市場でも野菜と果物を合わせた入荷量が、去年の8割程度にとどまりました。 猛暑などの影響によってキャベツやトマト、イチゴやミカンなどで価格の高い状態が続いているということです。 福岡大同青果営業促進部中山采佳係長は「(今年は)8月も気温が上がりすぎず、みなさんに安定供給できるような状況になっていければなと思っております」と話しました。 市場関係者は「今月いっぱいは入荷量が少ない状態が続く見込み」としています。
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