生活保護を不正受給…収入を隠していた女逮捕「足りない」 気付いた市職員が警察に連絡 24回にわたり363万円をだまし取っていた無職
生活保護費を不正に受給したとして、埼玉県警越谷署は20日、詐欺の疑いで、越谷市東大沢4丁目、無職の女(67)を逮捕した。逮捕容疑は2019年3~12月の間に、同市福祉事務所職員に虚偽の収入申告書を提出し、19年4~21年3月まで、24回にわたり生活保護費計約363万円をだまし取った疑い。 依願退職…生活保護を受ける男女が結婚し、市職員が書類偽造「広い住まいへスムーズに転居できるから」
同署によると、市から昨年7月に「収入を隠し生活保護費を受け取っている」と相談を受け、署が捜査していた。女は複数の年金を受け取り、収入があったにもかかわらず申告せず生活保護を不正に受給していたという。「生活費が足りなかった」と容疑を認めているという。