ドライバーで体が突っ込むミスを防ぐ! トップアマたちが実践している「3つの素振り」を実際に試してみた
次の素振りは「左足踏み込み素振り」です。切り返しで左サイドにステップをするように左足を踏み込んでスウィングします。こうすると意識が左足に行くので、自然と下半身から動けるということです。この時に意識することは、上半身は下半身の動きにつられて動くだけということ。 やってみましたが、これも確かに下半身から動けますね。できるだけ上半身の意識はゼロにして、下半身の踏み込みの動きにつられて上半身が動くようにします。テークバックでは左足が浮くくらい右足に乗り、左にステップするといいと思います。この素振りをショット前のルーティンとして取り入れると、かなりショットに効果がありそうだと思います。 素振りだけでなく実際にボールも打ってみましたが、下半身始動でボールを打てるので、とても練習になると思いました。
3つ目の素振りは「胸残し極端素振り」。上体が左に突っ込まないように、素振りのフィニッシュまで胸が右に残るようにする。やりすぎじゃないの? というくらい極端にやらないと意味がないそうなので、フィニッシュでは逆Cになるくらいやってもいいそうです。 やってみましたが、こんな打ち方は絶対しないよなと思うのですが、確かにこのくらい極端にやらないと体が覚えてくれないと思います。ゆっくり素振りするのではなく、実際に球を打つときのような気持ちでしっかりと振ったほうが良さそうです。このくらい極端にやっておくと、球を打つときには丁度いい感じになります。 今回、体が突っ込まないための素振りを3つやってみましたが、どれも結構効果がありそうだと思いました。僕的には「左足踏み込み素振り」が一番いい感じでしたね。ショットの前だけでなく、練習で球を打つこともできそうなので。これを紹介してくれたアマチュアの方は、ショットの前に必ず3つの素振りをするらしいので、スロープレーにならない範囲でやってみてもいいかもしれません。僕はティーショットを待っている間にベルトを引っ張って、ショットの前に他の2つの素振りをやろうかと思います。これらの素振りをした後は、なるべく体に素振りの感覚が残っているうちに球を打ったほうがいいと思います。体が突っ込むミスの多い人は、ぜひ試してみてください。 この記事では他にも多くの球を曲げない工夫が紹介されているので、ドライバーショットが曲がって困っている人はぜひ参考にしてみてください。
野村タケオ