文句なし!? 23/24、プレミアリーグベストイレブン【守備的MF】不在でチーム崩壊…。王者の心臓中の心臓
2023/24シーズンのプレミアリーグはマンチェスター・シティがアーセナルを2ポイント差で上回り、イングランド史上初の4連覇という偉業を成し遂げて幕を閉じた。他にも話題が盛りだくさんだった今シーズン、最も活躍した11人は誰なのか。今回はフットボールチャンネル編集部が選んだ2023/24シーズンのプレミアリーグベストイレブンをポジション別に紹介する。 【画像】23/24シーズン、プレミアリーグベストイレブン
DMF:ロドリ(マンチェスター・シティ) 生年月日:1996年6月22日 リーグ戦成績:34試合8得点9アシスト 今シーズンもロドリの“不敗神話”が破られることはなかった。マンチェスター・シティの中盤の底に君臨するこのスペイン代表MFは、ジョゼップ・グアルディオラ監督のチームの心臓であり、出場停止でメンバー外となったリーグ戦3試合すべてで敗れたことがその重要性を際立たせている。 出場停止とターンオーバー合わせて4試合を欠場した中で、成功させたパス本数3359本はリーグダントツ1位の数字だ。360度の視野が求められるアンカーの位置でそれだけのパスを出しながら、成功率は92.5%と驚異的な数字を叩き出している。このスタッツからもわかるようにロドリがいることで、マンチェスター・シティのポゼッションが安定する。 危機察知能力の高さも際立っており、的確にピンチの芽も摘む。攻守において万能な理想的なアンカーと言えるだろう。そしてシーズンを追うごとに増しているのが得点関与数で、今シーズンは得点とアシストでキャリアハイを更新。8得点9アシストというFW並みの数字を残した。それも大一番や重要な局面でのゴールやアシストが際だっており、優勝が懸かったウェストハムとの最終節でも試合を決定づけたのはこの男の理不尽な一撃だった。
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