【定番アディダスで検証】トラックパンツはどんな靴でも受け止めるオールラウンダーだった!
スポーツとファッション。ロミオとジュリエット。黒澤明と三船敏郎。栗山英樹と大谷翔平……。 【写真6点】「【定番アディダスで検証】トラックパンツはどんな靴でも受け止めるオールラウンダーだった!」の詳細写真をチェック 何が言いたいかというと、今や“スポーツとファッション”の関係は以降の2人1組同様、切っても切り離せない密接な関係にある、ということ。事実、街ではスポーツアイテムを取り入れた“スポカジ”が隆盛をきわめ、ハイブランドはこぞって人気スポーツブランドとコラボする時代である。 すっかり市民権を得た“スポカジ”だが、難易度が高いとされるモノがある。それがトラックパンツ。先入観として合わせ方が難しい。特に足元は何を選べば正解か、多くの人が悩むところだろう。 そんななか、アディダスのトラックパンツを上手にはきこなす男を見て大発見。実は悩む必要なんてゼロ、どんな靴でも受け止める万能アイテムだったのだ!
① テイストを揃えたローテクスニーカーは相性◎
広重桂志郎さん(40歳) トラックパンツの代表選手たる、アディダスのスリーストライプス。黒でレイヤードしたトップスに軽快&爽快な印象を与えるスカイブルーのボトムス、この色合わせにセンスが滲む!
肝心の足元は、OCEANSの大好物ヴァンズ「オーセンティック」だ。スポーティなパンツだから、スニーカーは文句なしの好相性。 ただし、一点だけご注意を。安牌は絶対にローテクだ。ハイテクを選ぶと、場合によっては体育教師っぽくなってしまう恐れあり!
② ちょいスポーティなレザーシューズもいける!
住吉祐馬さん(30歳) お次は1970年代に誕生したクラークスの定番「デザートトレック」とのコーディネイト。品のいいスエード素材を採用したものだが、耐久性・防滑性に優れるビブラムソール搭載で程よくスポーティ。 だからこそ、トラックパンツに違和感なく馴染むのかも。
シューズもソックスも黒で統一。全身の引き締め効果も絶大だ。
③ コントラストを楽しむなら品のいい革靴を!
三ツ石幸輝さん(36歳) ここまで読み進めてくれた読者は、きっとこう思っているはず。冒頭で“どんな靴でも受け止める万能アイテム”と言っておきながら、「結局スポーティな一足しか合わないんでしょ?」と。 答えはノー。ドレッシーな革靴合わせも抜群に洒落ている。三ツ石さんの姿がその確固たる証拠だ。
パラブーツの「ミカエル」はチロリアンシューズをベースにしたものだが、出自である登山靴の要素を極力排除したドレッシーなスタイルを採用する。そんな靴でもトラックパンツはマッチするのだ。感覚的には“デニムにローファー”ようにコントラストが際立つグッドバランスである。 ◇ このとおり、トレンド感のあるスポカジパンツはスニーカーでも革靴でも格好良くキマるオールラウンダーだった。もう「トラックパンツは難しい」なんて、思わないよね?
OCEANS編集部