ローマのレジェンド、トッティ氏が今季の目標を語る「必然的にCLに出場しなけれなならない」
ローマOBで元イタリア代表FWのフランチェスコ・トッティ氏は今シーズン、ダニエレ・デ・ロッシ監督率いるローマが来季のUEFAチャンピオンズリーグ(CL)出場権を獲得しなければならないと考えている。 【動画|ユヴェントス vs ローマ】セリエA第3節 試合ハイライト 今夏の移籍市場でローマは、アルテム・ドフビクや、マティアス・スーレを獲得し、市場閉幕間際にはマヌ・コネの加入を発表するなど、精力的な夏を過ごした。 それに伴い、トッティ氏はデ・ロッシ監督が結果を出す必要があると考えており、ジョゼ・モウリーニョ前監督と同じような結末にならないように願っている。イタリア紙『Il Messaggero』のインタビューに応じたトッティ氏は、現在のローマについて言及した。 「移籍市場で彼ら(ローマ)が費やした途方もない出費を考えると、ローマは必然的にCLに出場しなけれなならない。もし1億ユーロ(約157億円)を投資してそこにたどり着けなければ、完全な失敗だ」 「まずダニエレ(デ・ロッシ監督)は尊敬される存在にならなければならない。彼はスタッフなど、彼を助け間違いを指摘してくれる適切な人と話をする必要がある。しかし彼は強いチームを持っているし、(ローマの)環境も知っている。彼が成功することを願っている」 続けてトッティ氏は「ダニエレは避雷針だ」と語り、結果を出せなければすべての責任を押し付けられる可能性を心配している。昨シーズン途中に解任されたモウリーニョ氏を引き合いに出し、次のように語っている。 「目標を公に明確にしている強豪クラブは、そのことをすべての人が認識することになる。物事がうまくいかなければ、ダニエレに責任がいくことになる。まさにそれはモウリーニョの時に起こったことだ。ジョゼ(モウリーニョ)は、それと面を向かうことになったが、結局は誰も彼を助けるようなことはなかった。結果を出せなければスケープゴートにされる」 今シーズン2分1敗スタートを切り、巻き返しを図りたいローマは、15日にセリエA第4節ジェノア戦を控えている。
SPOTV NEWS