「別人。傑出。今季は非常に重要な存在になる」旗手怜央の“カムバック”をセルティック指揮官が宣言! BBCも「ベストな状態に戻った」
鋭いシュートを突き刺し、今季チーム第1号
現地時間8月4日に開催されたスコットランドリーグ開幕節で、日本人5選手を擁するセルティックはキルマーノックとホームで対戦。4-0で大勝し、4連覇に向けて好スタートを切った。 【動画】右足を一振り!今季の大爆発を予感させる旗手の鮮烈弾 ゴールラッシュの口火を切ったのは、旗手怜央だ。岩田智輝はベンチ入りも出番なし、怪我の前田大然、小林友希はベンチ外となるなか、エースの古橋亨梧と共に先発した背番号41は、開始17分で鋭いシュートを突き刺し、今季チーム第1号を奪ってみせた。 「日本代表MFは、昨シーズンは怪我に悩まされたが、ベストな状態に戻った。アンジェ・ポステコグルーの下では、セルティックの重要な歯車であったものの、ブレンダン・ロジャーズが来てからは、そのレベルに達するのに苦労していた」とレポートした英公共放送『BBC』によれば、ロジャーズ監督はキルマーノック戦後、プレシーズンから好調を維持する旗手を絶賛した。 「プレシーズンの彼は、昨シーズンに私が期待していた姿だった。前年は一貫して彼自身が望んでいたレベルに到達できなかったからね。今は別人に見える。メンタル、集中力、プレーの質。より大きな相手と対戦する時、高いレベルでプレーできると示している。傑出したフットボーラーであり、今シーズンは我々にとって非常に重要な存在になるだろう」 指揮官から絶大な信頼を寄せられている旗手だが、先日にはプレミアリーグに1年で復帰したレスターが「獲得に乗り出す模様」と報じられた。 果たして、同じイギリスでもイングランドに活躍の場を移すのか。それともスコットランドに残留し、ロジャーズの下で重要な歯車となるのか。 構成●サッカーダイジェストWeb編集部