中日のライデル・マルティネス、残留要請に「熱意は伝わりました」「プレミア12に集中して、名古屋に戻ってきてそれから」
中日のライデル・マルティネス投手(28)が3日、キューバ代表としてプレミア12に出場するため、中部国際空港からチームが合宿を行う台湾に向けて出発した。来季の契約に注目が集まる中、まずはナショナルチームの守護神として侍ジャパンの前に立ちはだかる。 ◆中日・マルティネス、ドアラの耳付け記念撮影【写真】 「もちろんクローザーとしてやるつもりですし、それはキューバのコーチたちと話して、自分は1イニング以上は投げないつもりです」。昨年のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)では回またぎもこなし、4強入りに貢献。今大会は母国の守護神として9回のマウンドに上がる。 同じグループBの日本とは17日に激突する。8年間プレーしている国との対戦は特別。「日本だから手を抜くとかはないですよ」と冗談を交えつつ「キューバが勝てるように自分の仕事をしたい」と闘志を燃やした。 中日とは今季が3年契約の最終年。来季について球団との交渉を続けている。先月25日には井上監督と会食し、残留要請を受けた。「熱意は伝わりました。まずプレミア12に集中して、その後名古屋に戻ってきてそれからになる」と話し、機上の人となった。
中日スポーツ