「このパスは勇気がないと出せないですね。しびれました」

タイミングを見て、最終ラインまで落ちてパスを捌いた遠藤。(C)Getty Images

　反響を呼んでいるのが一本のパスだ。 　３月10日に行われたプレミアリーグの第28節で、遠藤航が所属する首位のリバプールは、２位のマンチェスター・シティとホームで対戦。23分にCKからジョン・ストーンズのゴールで先制を許すも、50分にアレクシス・マカリステルのPKで追いつき、１－１のドローで激闘を終えた。 【動画】「やばい」「この試合でこれできるの凄いわ」と反響！一気に局面を変えた遠藤航の高精度パス 　この天王山にアンカーでフル出場した遠藤は、得意のボール奪取や正確なパスで、攻守に躍動。プレーヤー・オブ・ザ・マッチに選出される活躍を見せた。 　話題となっているのが83分の縦パスだ。最終ラインまで下がっていた日本代表MFは、偽の右SBとして内側にポジションを取っていたジョー・ゴメスに距離のある縦パスを見事に通す。ここから一気にチャンスが生まれた。 　ただ、途中でカットされていれば、カウンターでピンチを招く可能性もあった。時間帯を考えると勇気がいるプレーで、それだけ自信があったということだろう。 　一気に局面を打開したこの圧巻のパスには、ファンから次のような声が上がった。 「これ声出た」 「凄すぎる。あんなところ普通は怖くて通せない」 「強メンタルと高精度すぎる」 「この試合でこれできるの凄いわ」 「これやばいよな」 「このパスは勇気がないと出せないですね。しびれました」 「まさにブスケツのゲートパスやな」 　技術の高さが凝縮された、ハイレベルなプレーだった。 構成●サッカーダイジェストWeb編集部