巨人に悪夢…ヘルナンデスが左手首骨折 阿部監督「オレの心も折れそうだよ」 五回にスライディングキャッチ試みて負傷 浅野が昇格
「中日1-3巨人」(11日、バンテリンドーム) 巨人・ヘルナンデスが左手首骨折のアクシデントに見舞われた。 【写真】ドーム騒然 見えないようにガードされて担架で運ばれるヘルナンデス 菅野の好投で中日に連勝。貯金を再び10の大台に乗せた。巨人・阿部監督は五回の守備で負傷したヘルナンデスについて、「手首骨折。オレの心も折れそうだよ」と明かした。「冗談言っている場合じゃないよ。ここまでけん引してくれたのもあるだろうし、それくらい痛いよね」とショックを隠せなかった。代わって高卒2年目の浅野を昇格させるという。 連勝で再び波に乗るチームだが、打撃好調のヘルナンデスが五回、守備でアクシデントに襲われた。1死から、木下拓が打ち返したライナー性の打球が、ヘルナンデスが守る中堅前に飛んだ。この打球に対してスライディングしながら捕球を試みた。この時、左手にはめたグラブが人工芝に引っかかり、手が逆方向に曲がるような形でそのまま倒れ込んだ。 慌てて選手、スタッフらが駆けつけると、スタンドも思わぬ事態に騒然。すぐにグラウンドには担架が運ばれ、青いシートで囲まれながらベンチ裏に移動した。そのまま交代していた。