「おおさか維新の会」結成を表明 橋下徹氏ら会見全文2
もう一度住民の皆さんと意見交換をやれる体制を
そのためには、それをやる体制が必要です。知事と首長がその方向に向いて一緒に動けなければ、大阪市民、住民の皆さんとの対話はこれ、できません。要はそういう組織がありません。この対話をさせていただくためにも、知事と市長が、今の僕と橋下市長のように、今、大阪府政、市政始まって以来、一番大阪府と大阪市が協調・連携、1つに固まってこられた今日までの4年間だったと思います。 これからの4年間を、今と同じように1つになって連携できる大阪府と大阪市であり、そしてその形の中で大阪市民の皆さんに徹底した膝詰め談判のご意見を聞いていく。そのような体制を、11月21日、22日、それ以降、そのような大阪を今の状況を継続させていただきたいと。こういう思いで、大阪府知事選挙、市長選挙に挑戦をすることを決定をいたしました。 吉村さんも、まさに先ほど橋下代表の話にありましたけども、国会議員の地方議員と、われわれと比べて、もう本当に比べものにならないそういう身分保障を横に置いて、まさに大阪の将来のために、今の僕と橋下市長のこの状態、大阪府市がまさに協調・連携してる状態を続けていく大阪をつくっていく。そして大阪市民の皆さんともう一度、もう一度膝詰めの意見交換をやれる体制をつくろうという覚悟をしてくれましたんで、知事選挙には僕が、市長選挙には吉村さんが、この体制で11月の22日に戦っていきたいと、こういうふうに考えております。じゃ、次は吉村さんから。
市長選立候補予定者があいさつ
司会:続きまして、大阪市市長選挙立候補予定者、吉村洋文より、皆さまにごあいさつ申し上げます。 吉村:ただ今ご紹介賜りました、元大阪市会議員、そして前衆議院議員の吉村洋文です。本日午前11時に、衆議院議員の辞職届を国会に提出してまいりました。国会議員のバッジを置いて、そして退路を断って、大阪市長選挙に立候補したいという思いで本日、出馬の意見表明をさせていただきたいというふうに思います。 私がこの大阪市長選挙に立候補する決意。それをしましたのは、この大阪をもっと成長する町にしたい。もっと楽しい町、豊かな大阪にしたいと、そういう思いから今回、大阪市市長選挙に立候補する意志を固めたわけであります。具体的には大きく2つ、その理由があります。まず1つ目は、この大阪の政治、過去を振り返ってみて本当にどうだったのかということなんですね。 大阪維新の会が生まれてくる前のこの大阪の政治、本当にひどかったと思います。天下りが普通に行われて、天下り団体もたくさんある。そして職員にはスーツが配られる。借金だらけ。それでいながら市民の皆さんへのサービス、例えば子供たちの医療費の助成であったり、そういった教育、福祉、そういったところにはお金が回ってこない。そういった大阪の過去の政治、これを変えたのが私は維新だと思ってます。その維新のこの政治を前へ進めるために、昔の野合政治、談合政治に戻させないためにも、私は今回、大阪市長選挙に立候補することを決意したわけであります。 今回、大阪維新の会、これまでやってきた政策、私も大阪維新の市会議員として、政調会長として市長と一緒に仕事をさせていただいて、本当に医療とか福祉とか子供の教育、そういったことがまったくできてなかったこの現状を変えていったわけです。それをさらに押し進めなければならないというふうに思います。それがまず1つ大きな、私が今回市長選挙に立候補した理由です。 当初は市長選には維新から出さずに、そして知事選だけをやるというようなことも少しありましたけれども、もしそういうことをしてしまえば、この大阪のねじれというのが生じて、また古い政治に戻ってしまうという思いから、必ずこの大阪の政治を前に進めるためには、過去に戻さないためには、この市長選、必ずこの大阪維新のメンバーがやらなければならない。そして私はぜひそのメンバーとしてやらせていただきたいということを、市長と知事に申し上げたわけであります。