関西人はアイス好き? 人気催事・アイス万博の「大阪限定品」をピックアップ
百貨店「あべのハルカス近鉄本店」(大阪市阿倍野区)で開催中の、ご当地アイスが集まる『アイスクリーム万博 あいぱく』。全国でおこなわれている同イベントだが、大阪会場は集客率1位という人気っぷり。120種以上のアイスが揃う今回、ここではここでしか食べられない「大阪会場限定品」をピックアップ! 【写真】タイガースを意識? 大阪限定の桃ジェラート 年間1000種以上のアイスを食べるアイス評論家・アイスマン福留氏が代表の「日本アイスマニア協会」が監修し、全国での累計来場者数が400万人を超える国内最大級のアイスクリーム・イベント「あいぱく」。最新トレンドにそったラインアップを展開し、近年は他スイーツとのかけ合わせメニューが増加中という。 ■ タイガースを意識? 大阪限定の桃ジェラート 大阪以外の開催地でも出店している、山梨「桃農家カフェ ラペスカ」からは、「大阪メルバ」(1200円・数量限定)が登場。桃&ミルクのジェラート、桃コンポート、竹炭入り生クリームなどが層になった、見た目も食感も楽しめる贅沢な一品だ。 東京会場から変わった点というと、上に乗ったジェラート。担当者は「阪神(タイガース)=黄色にちなんで、今回は桃のジェラートに黄金桃を使いました。酸味もある品種なので、甘みのあるほかの素材とうまくマッチします」とアピールする。 ■ キャラメル、コーヒー…個性派ソフトクリームも 多くの著名人に愛されるソフトクリームの名店・長野「軽井沢 カフェ・ド・ミノリヤ」からは、新作2種が登場。 定番のバニラソフトに、東京「キャラメルライフ」の最高級品を使った「生キャラメル」は焦がしキャラメルのコク深さが魅力、「コーヒーゼリー」は底に無糖のクラッシュゼリーが入ったほろ苦い大人な味わいとなっている(各680円)。 さらに、アイスマン福留氏は、「近年はクリームブリュレが海外のお客さんに人気」と話し、そのトレンドを大胆にアレンジしたのは神奈川のコーヒー&バウムクーヘン専門店「MYSTAR BASE」。大阪限定の「クリームブリュレソフトクリーム」(850円)は、カラメルの香ばしさが口いっぱいに広がり、本格ブリュレを味わった気分に?! さらに、こちらではソフトクリームの上にホットバウムを乗せる「あつひや」スタイルが人気で、大阪限定のレモンバウムが乗った夏らしさ満載の「マンゴーティラミスソフト」(1400円)にも注目したい。 「大阪限定メニュー」のほかにもご当地アイスが勢ぞろいし、実演販売店は7店舗。おみやげ向きのカップアイスも多数スタンバイ。同イベントは「あべのハルカス近鉄本店」ウイング館9階催会場にて、8月12日まで開催。時間は朝10時~夜8時(5日は夜7時まで、最終日は夕方5時閉場)。 取材・文・写真/塩屋薫