小泉法相「反省し心からおわび」 旧優生保護法最高裁判決受け
小泉龍司法相は5日の閣議後記者会見で、旧優生保護法を違憲とし、国の賠償責任を認めた最高裁判決を受け「多くの方々が生殖を不能にする手術を強いられた。政府の一員として真摯に反省し、心からおわび申し上げたい」と謝罪した。 法務省は人権擁護活動を担っており「疾病や障害の有無によって分け隔てられることなく、個性を尊重しながら共生する社会の実現に向けて取り組む」とも言及。新たな補償の在り方について検討を進めるだけでなく、原告らとの面会にも「適切な機会を得られるなら考えていきたい」と前向きな意向を示した。