「日本新三大夜景」発表──3位長崎、2位横浜、1位は? “悩み解決”に一役…街を潤す夜景の力【#みんなのギモン】
■トップ10の顔ぶれと審査の基準は?
忽滑谷アナウンサー 「10位からずらっと並べてみました。10位は栃木・足利市、9位は宮城・仙台市、8位は大阪市、7位は北海道・函館市、6位は北海道・札幌市、5位は兵庫・神戸市、4位は東京都でした」 森アナウンサー 「不動の10位ですね」 忽滑谷アナウンサー 「ただこれらは夜景がきれいだということだけではなく、そのポテンシャルを年々どう進化させて生かしていくかという努力の部分も重要視されているランキングです。そのため3年に1度、変動していきます」 鈴江アナウンサー 「もともと有名で、さらに努力が重なっている場所が評価されているということですね」
■夜景を観光として捉えて人材育成
刈川キャスター 「誰が決めているんですか?」 忽滑谷アナウンサー 「資格を持った人たちが選んでいます。『夜景観光士』というもので、2008年から行われていた『夜景鑑賞士検定』と、これとは別の『イルミネーション検定』を統合し、2019年にに『夜景観光士検定』が始まりました。これに合格すると得られる資格です」 「夜景を観光として捉えて人材を育成していこうというもので、全国に6610人います。その方々が投票したポイントで順位がつけられています」 鈴江アナウンサー 「全国の夜景を知り尽くしたプロたちが選んだ順位ということですね」
■夏のイメージ…「江の島」は今?
忽滑谷アナウンサー 「夜景観光士の皆さんが今注目している場所があります。神奈川・藤沢市、湘南の江の島。シーキャンドルの周辺の夜景がきれいです」 鈴江アナウンサー 「地元がこんなすごいことになっているなんて知らなかったです」 森アナウンサー 「冬も人が来ちゃいますね」 山崎誠アナウンサー 「夏の海のイメージがありましたが、冬もこうして別の楽しみ方があるのは魅力的ですね」 忽滑谷アナウンサー 「湘南というと、夏楽しめるスポットというイメージがあると思いますが、冬の観光客が本当に少なかったそうです」
「夜景観光コンベンション・ビューローの丸々もとお代表理事によると、年間を通して観光客を呼び込むために夜景に力を入れていて、今では冬の方が観光客が増えているそうです。藤沢市は夏じゃなくて冬だよね、というふうにも言われているようです」 「去年は過去最多の約1960万人の観光客が訪れたということです」 鈴江アナウンサー 「それだけ街を挙げて、夜景をさらに魅力的にする取り組みが実を結んでいるということなんですね」