「家族の一員でした」種牡馬テイルオブザキャットが30歳で死す…代表産駒にジオポンティ
クールモアグループの米国の種馬場であるアシュフォードスタッドが24日、種牡馬テイルオブザキャットの死を発表した。30歳だった。同スタッドのマネジャー、ダーモット・ライアン氏は「素晴らしい種牡馬で、素晴らしいブルードメアサイアーでした。アシュフォードスタッドには25年間いたので、家族の一員でした」とその死を惜しんでいる。 同馬は父がストームキャット、母がヤーンという血統。現役時はG2キングズブショップSを制し、9戦5勝の戦績を残した。代表産駒には米年度代表馬に輝いたジオポンティや04年ハスケル招待覇者のライオンハート、13年デルマーデビュタントSを勝ったシーズアタイガー、BCディスタフを勝ったストップチャージングマリアなどがいる。日本では13年の日刊スポーツ賞シンザン記念など重賞3勝を挙げた西園正厩舎のエーシントップが代表産駒。ジオポンティの産駒ドレフォンは日本の社台スタリオンステーションで種牡馬入りし、その血を広げている。