金子恵美氏「引っかかりました」小沢一郎氏「アベノミクスで暴走」に反論「老後2000万円問題」
元衆院議員の金子恵美氏(46)が14日放送のTOKYO MX「バラいろダンディ」(月~金曜午後9時)に生出演。立憲民主党の小沢一郎衆院議員が言及した「老後2000万円問題」について語った。 小沢氏は事務所のX(旧ツイッター)を通じて「老後2000万円問題」について言及。円安、物価高が直撃し、もはや「4000万円問題」と指摘する記事を引用し「『物価上昇でみんな幸せになる』とアベノミクスで暴走し続けて11年。未だ間違いを認めず、円安・物価高は更に加速。自民党政治を終わらせ、政策を変更しないと、取り返しがつかないことになる」とつづっていた。 金子氏は小沢氏のX投稿の一節を引用し「『アベノミクスで暴走し続けて』っていう。何でもアベノミクスのせいにするというところが…、私は元自民党だったから、そう言うと擁護ですかと言われるけど」と切り出した。 そして「フラットに見ても、こういうことに対して何でもアベノミクスのせいっていうところは、そういうことだけじゃないので。要因としては」と話した。さらに「デフレからの脱却というところは国民の中のコンセンサス、選挙をした上でデフレを脱却するために目指してきた。行きすぎた物価高や賃上げが追いついてないのは問題だと思うんですけど」と語った。 続けて「小沢さんがそういうのであれば、3年間のね、暴走ではなくて迷走の方が、よっぽど国家に与えた損害は大きかった。こういう言い方をするのが引っかかりました」と言葉に力を込めた。