中日・小笠原慎之介、九回途中無失点の快投も2勝目ならず 今回も打線の援護に恵まれず
(セ・リーグ、中日ー阪神、8回戦、15日、バンテリンドーム)中日・小笠原慎之介投手(26)は九回途中まで投げて4安打無失点だった。自身2勝目を目指して上がったマウンドで、立ち上がりから気合の入った投球を続けた。直球の球速は140キロ台前半ながら、110キロ台のナックルカーブやチェンジアップなどを使った緩急で阪神打線に痛打を許さず、ゼロを並べ続けた。 九回、先頭の中野に右翼への二塁打を許したところでライデル・マルティネス投手(27)の救援を仰ぐ形で降板となった。マルティネスはまず打席に迎えた近本を申告敬遠で歩かせたが、大山を空振り三振、ノイジーを中飛、渡辺を見逃し三振に抑えて、無得点に抑えた。中日打線は小笠原の登板時、38イニング連続で無得点。援護に恵まれなさが極まっている。