“まるで日本米”海外で横行 中身は米国産や中国産…日本語パッケージ区別困難
■商標上は問題なし 日本側対応できず
こうしたなか、コメの輸出拡大に意欲を見せるのが…。 石破茂総理大臣 「日本のコメを食べたい人は世界にいくらでもいる。世界と交渉して、もっと日本のコメを世界の人に食べてもらおう」 海外の日本食ブームを追い風に、日本政府もコメを輸出の重点品目に位置付けています。コメの輸出量は着実に増え4年間で倍増。しかし、国外のコメ市場の中では、まだまだ微々たるものです。 カナダのスーパーにずらりと並んでいた価格の安い“日本産”風のコメとの競合も今後の課題となります。 宗和次長 「外国産は日本産の半分から三分の一の値段で出回っていた。数量と価格で優位に立つカリフォルニア産などが、表示でも“日本産”風を取り入れると。これは脅威的な存在と見ている」 ただ、産地を偽装しているわけではなく、商標上は問題ないため日本側は対応できないということです。 (「グッド!モーニング」2024年12月15日放送分より)
テレビ朝日