台湾に活躍の場を移した日本人チアダンサー、プレミア12の華に…日台交流促進願い応援
【台北=片岡航希】野球の国際大会「ラグザス プレミア12」で2次ラウンド進出を決めた日本代表「侍ジャパン」。全勝で突破した台湾での1次ラウンドでは、日台交流促進の願いを胸に活躍の場を台湾に移した日本人チアダンサーが選手を後押しした。 【写真特集】プレミア12の華…日韓台のチアダンサーが競艶
雨が降る中、行われた18日のドミニカ共和国戦。スタンドでは台湾プロ野球「楽天モンキーズ」の佳帆さん、「統一ライオンズ」の希美さん、千紘さんの3人が侍ジャパンを応援した。昨季まで佳帆さんは東北楽天ゴールデンイーグルス、希美さんと千紘さんは埼玉西武ライオンズで活動。交流イベントで訪れた台湾の球場で先頭に立って球場を盛りあげるチアに魅了され、今季から活動の場を移した。
チアが内野席のステージでダンスを披露し、ファンも一緒に踊りながら声援を送るのが台湾流。ファンとの距離の近さも魅力で、インスタグラムのフォロワーが180万人を超える人気ダンサーもいるという。3人は中国語も勉強中で、「野球観戦文化は違うが、それぞれに良さがある。日本と台湾のプロ野球をつなぐような存在になりたい」と今後の活躍に意欲を見せる。