アメリカの有力紙ニューヨーク・タイムズは世界各地の旅行先の中で「2025年に行くべき52か所」を発表しました。30番目に富山、38番目に大阪が選ばれました。 【写真で見る】建築家の隈研吾さんが設計した「富山市ガラス美術館」 ニューヨーク・タイムズは7日、「2025年に行くべき52か所」を発表し、1番目は作家ジェーン・オースティンの生誕祭が予定されているイングランド南部を選出しました。日本からは30番目に富山、38番目に大阪を選出しました。 ニューヨーク・タイムズは富山について「混雑を回避しながら文化的な感動とグルメを味わえる」と評価。「木と光がそびえ立つ大聖堂」として建築家の隈研吾さんが設計した「富山市ガラス美術館」を取り上げたうえ、毎年9月に行われる伝統行事「おわら風の盆」などを紹介しました。 大阪については、4月に開幕する大阪・関西万博のほか、去年開業した「グラングリーン大阪」を取り上げ、「広大で進歩的な都市の新たな緑地が楽しめる」と評価しました。 ニューヨーク・タイムズは「行くべき52か所」に去年は山口、おととしは盛岡と福岡を選出していました。