大阪・阪神高速貫通ビルの隣接地にホテル開業へ
貸会議室大手のティーケーピー(TKP、本社:東京都新宿区)は20日までに、大阪市福島区に「アパホテル〈TKP大阪梅田〉」(仮称)を2019年5月に開業すると発表した。 阪神電鉄とJR西が初の共同開発 大阪・福島区でホテルと商業施設の複合ビル
今回ホテルが建設されるのは、大阪市福島区の阪神高速道路が貫通したビルで知られる「TKPゲートタワービル」の隣接地。TKPは同ビル内をはじめ大阪市内で24の会議室拠点、268の会議室数、16,501の座席数を運営しており、それらの利用客を宿泊客としても取り込み、会議と宿泊の融合を目指す。 TKPとアパホテルのフランチャイズ事業は、2014年北海道札幌での開業をはじめ、昨年には東京都荒川区でも開業。今後は宮城県仙台市や神奈川県川崎市での開業も控えている。 発表によると、今回、大阪に建設する建物の規模は地上14階建てで、客室は161室(ダブル160室、ツイン1室)。1階には朝食会場にもなるレストランと厨房を備える予定。交通アクセスは、JR東海道本線・大阪環状線 の大阪駅(桜橋口)から徒歩8分。JR大阪環状線の福島駅からは徒歩3分。大阪市営地下鉄四つ橋線の西梅田駅につながる地下街出口からも徒歩2分となっている。 TKPは「今後も会議と宿泊を融合したハイブリッドなホテルの開発を進め、ビジネス・観光の利用において宿泊者にとって便利な空間を提供してまいります」と発表している。