【特集】オーストラリアへ嫁いだ『戦争花嫁』 ふるさとで迎えた90歳の誕生日 広島・呉市
■片山みす代さん 「覚えているけど…「どうしてお父さんと結婚したの?」と言われたことがある。」 ■長女・イーレンさん 「今は、日本人の血が流れていることを誇りに思うわ。とてもラッキーだと。」
4人の子に恵まれたみす代さん。夫・ケンさんと支えあいながら、家族を守りました。 ■片山みす代さん 「(夫が)亡くなって25年になるんですけど、本当にいい旦那だったです。優しかったです。いまだに、毎日考えないことはないです。」
最年長のみす代さんが、家族の誰よりも先に神社をめざします。ふるさとに受け継がれる伝統的な秋祭りを、家族にも見て、聞いて、体験してほしい。そして、久しぶりに、自分も楽しみたいという思いです。
みす代さん、丈夫なのは足だけではありません。イカ焼きも、難なくかみ切ります。
■片山みす代さん 「戦争が終わったのが11歳で、当分余裕がなくて、こういうのを見たことがなくて。私にしてみたら、初めて見たようなもので。本当に楽しかったし、感激しました。」
歴史の波に翻弄されながらも、異国の地にたくましく根を張り、今も人生を謳歌するみす代さん。100歳の誕生日も、家族と長浜で迎えたい。新たな目標ができました。 【2024年11月13日放送】