「生えてからより生える前に対策を!」 スマホにも繁殖する厄介な“カビ” カビ取り業者がオススメする対策とは?
ジメジメする季節になると、いつの間にか現れるカビ。水回りやエアコンだけでなく、実は身近な“ある物”にも見えないカビが大量発生するといいます。カビが繁殖した環境で生活を続けると健康にも悪影響が…。手が付けられなくなる前に、今のうちにやっておくべきカビ対策は? 【動画】ジメジメ季節の前に対策は?
ジメジメする季節とは切っても切り離せない厄介な“カビ”
空気に湿気が帯びて、梅雨の気配を感じる季節が今年もやってきました。この蒸し暑くてジメジメした時期に私たちを困らせるのは、いつの間にか繁殖している“カビ”。 街の人たちに話を聞いてみると「除湿機つけてない部屋で去年、カラーボックスがカビちゃったりして丸々一個捨てた」「一回部屋がカビちゃったことがあるのでトラウマ」「お茶作って一晩おいといただけですぐカビっぽい。しまい忘れたって思ったら、すぐカビが生えちゃって」と、繁殖力の強さに困惑する声が聞こえてきました。
ジメジメする季節にやってくる厄介なカビ。風呂場や台所など、水回りに繁殖しやすい印象ですが、身の回りの物にも注意が必要なようです。例えば、誰もが持っている“スマートフォン”も、その一つ。 カビ取り業者「カビバスターズ名古屋」の三好潤代表によると、手で触るスマホには菌が多く潜んでいる可能性があるといいます。試しに、一見きれいなスマホに付着している菌の数を調べてみると、その数は“8798”。“2000”で直ちに洗わなければいけない状態だといいますが、なんと4倍以上も菌が付着していました。
本格的な梅雨入りの前に! カビ取り業者が推奨する対策
梅雨に入る前の貴重な晴れ間は、カビ対策する絶好のチャンス!「カビは生えてからよりも生える前に対策するのが一番大切」と三好代表も話します。そこで、どのような対策が効果的なのか教えてもらいました。 台所でカビが発生しやすいのは、シンクやコンロ周りにあるゴムでコーキングされた部分です。こうした部分のカビ対策には、まず漂白剤を混ぜたぬるま湯を準備。それをスポンジで塗った後、キッチンペーパーで押さえた状態で5~10分待つと効果的です。効果が弱いようなら、だんだんと濃度を上げていくといいそうです。