「ガラスの天井感じる方いる」自民・三原じゅん子氏、ハリス氏敗北の米大統領選結果に
三原じゅん子男女共同参画担当相は8日の記者会見で、米大統領選で共和党のトランプ前大統領が勝利し、民主党のハリス副大統領が敗れて女性初の大統領誕生とはならなかったことに関し、「ガラスの天井があると感じる方がいることは、私としても納得できる」と語った。「女性が意思決定の場に参画していくことは必要だ」との認識も示した。 同時に三原氏は、国内での女性の政治参画に関しても積極的に推進していく立場を重ねて表明。内閣府が令和3年に実施した女性の政治参画への障壁などに関する調査研究報告書では、「立候補を検討しているとき、または立候補準備中に有権者や支援者、議員などからハラスメントを受けた」と回答した女性が65・5%に上ったことに触れ、「どのような障壁や課題が存在するかについて、しっかりと把握し、結果を丁寧に分析して必要な対策を講じていきたい」と述べ、さらなる調査を行う考えを示した。