2日で400km超のラリー形式ミステリーツーリング!? 「リバーランドラリー」が群馬県にて開催
株式会社ブレスフィールド(代表:大崎徹、所在地:神奈川県横浜市)が2020年より手がけるラリー形式のツーリングイベント、「River Land Rally」(リバーランドラリー)の開催が2024年10月5日~10月6日に決定。今年で5回目となり、群馬県での開催は初となる。
リバーランドラリーとは
日本の美しい河川を舞台に、ターマック(舗装路)、オフロード(未舗装路)を織り交ぜたルートを楽しむ、ラリー形式のツーリングイベント。 去年は静岡を舞台に50名が参加し、2日間で総計400kmを走破した。参加車両に制限はなく、去年は2輪を中心に4輪、サイドカーなどの参加も。開催地域の魅力、特に美しい日本の原風景を再発見できるルート作りをコンセプトとしている。
ラリーとは
古くはラリー・モンテカルロやパリダカールなど、ラリールートマスターが用意したラリーマップ、いわゆるコマ地図と呼ばれる地図を読み解き、時に悪路や障害を乗り越えてゴールを目指すモータースポーツだ。 リバーランドラリーは、ルートマスターの入念な現地調査に基づき、目的地までの道程、景色の見え方や休憩地域での過ごし方にまで徹底的にこだわったコマ図を用意。ライダーはさながらロールプレイングゲームの主人公になった気分に浸れ、それぞれがそれぞれのゴールを目指す新しい形のツーリングイベントとなる。
リバーランドラリーがもたらす地方の活性化
観光庁が2024年6月28日に発表した宿泊旅行統計調査によれば、2023年の国内宿泊者数は6億人を超え、2019年と比較しても+3.6%の増加を示しており、コロナ禍以前の水準に戻ったと言える。しかし、この増加は都市部に集中しており、地方においては依然として持続可能な観光戦略が求められているという。特に、人口減少による人材の確保の難しさや、交通の衰退によるアクセスの課題が存在する。 こうした背景の中で、ラリー形式のツーリングは地方観光の活性化に大きな貢献が期待できるのだ。ユーザーは未舗装地の走行を好むため、整備された道路である必要がなく、さらに長距離の移動が可能なため、公共交通機関がなくても地域全体への回遊を促進。これにより、地元経済へ貢献が期待できる。さらに、ラリー競技と組み合わせることで、特定の観光スポットへの集客も可能となり、地域資源を活用した観光の活性化を図ることも可能とする。 日本の原風景を舞台にしたリバーランドラリーは、たとえ未舗装であっても道さえあれば成り立つというシンプルさが魅力であり、地域の特性を活かした観光の形として地方活性化の一助となるだろう。 ────────── River Land Rally 開催概要 ────────── ・エントリー料:ライダーまたはドライバー1名:29700円(税込) コ・ドライバー、サポート(付き添い)、サービス(メカニック等):1名につき4950円(税込) ・集合場所:秩父鉄道 長瀞駅近隣特設駐車場(詳細はプレエントリー後ご案内)
Webikeプラス編集部